家族計画を考え始めたころから、ニューヨークを離れることを考え始めていました。
理由は単純に、ニューヨークは自分達の理想とする子育ての環境ではないから。日本人の私とロシア人のmonがカップルで住むには異邦人だらけのニューヨーク、特に市内は最高の場所なのですが、家庭を築くことを考えると、様々な面で自分達のスタイルとは合わないところが浮き彫りになってきます。 自分達の母国を含め、移住する国と街を求め、知人に情報をいただいたり、ネットでリサーチしたりして検討していました。最終的にカナダのケベック、モントリオールに決め、永住権の申請などを始めたのは今年に入ってから。 そして、とうとう今週、ケベック永住権の面接がありました。面接はマンハッタンで行われ、私たちがケベックに行くことはなかったです。(ちょっと期待していたのですが) 面接はフランス語か英語で受けられるということを聞いていたのですが、面接官はフランス語での会話を要求してきて、しょっぱなからヒヤヒヤ。そして、一回拒否されたのにも関わらず、面接することを懇願してきたのだから、それをどう証明するんだ、といったような挑発的な発言。私的には拒否されたとは受け止めておらず、きちんとポイントが換算されていないと思っていたので(合否は選考基準項目のポイント合計点にかかっているのです)、驚きと同時に、やばい… と動揺してしまった。 確かに、私たちは一度拒否されたのです。でも、その内容が、どうにも納得のいかないものだったので、異議申し立てのお手紙を出したところ、面接にこぎつけることが出来たという経緯。面接の場が設けられたという時点で、私たちの異議申し立ては受け入れられたと考えていたのに、面接官は私たちの換算したポイントの合計から、いかにポイントを削っていくかということを目ろんでいる印象を会話の端々から感じさせられました。 五分五分で通ると考えていた面接、実は7:3で分が悪いくらいの始まりだったんです。 学歴、仕事経験、家族構成、言語能力、資格、支度金などなど、様々な選考基準の中で、最も重要視されるものがフランス語。何せケベックはカナダの中で唯一フランス語を公用語とし、英語を第二公用語としている州なのですから。そして、私たちのウィークポイントはフランス語…。現在の私は能力ゼロ。monは中級程度。もちろん二人とも学習意欲は高いですよ。(泣) 何はともあれ、45分におよんだ面接の後、”You convinced me."と面接官に言わせることが出来、私たちはケベックへの切符を手にすることができました。これは仮のビザのようなもので、今後はカナダへ新たな書類の申請などがあり、まだ時間はかかることだし、私は出産を控えているので、すぐに物事が進む状況ではないけれど、難関を突破した感じがします。(そう思っているのは私だけかもしれないのですが…) 長年「仮の住みか」に生活し続けているので、生まれてくる子供が歩きまわれるくらいになる頃には「自分達の家」と呼べる場所に住んでいたいな、と思うのです。 厳しーーーーいっ。 読んでいて、こちらが緊張してしまうくらいドキドキしました。 ・・・でも、そうですね、NY は魅力的な街だけれど、多分私も永住とは思わないかも。(だから今、葉山に住んでいるわけだし) しかし、ケベックですか~。空気美味しそうですね。 新しい第一歩。おめでとうございますって言っていいですよね? *buonamamaさん、私的には第一歩なのですが、私の100倍くらい心配性の夫としては、まだ出発点らしいです…。アメリカは東西南北に広いので、家庭を考えた上で住みたい街はいくつもあるのですが、ここでの永住権取得までまだ何年もかかる私たちの状況では、見切りをつけて、安定できる場所に移るのが得策かな、って感じです。私の理想は葉山のように、山と海の共存なんですけどね!
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