アメリカのカタログ販売のカスタマー・サービス部門のマネージャーが、不本意にもインドへ転勤しなくてはならなくなったことが物語のはじまり。 カルチャーショックとインドの文化を受け入れることへの抵抗感が、ただただ生活を難しいものにして、仕事の効率もよくなかったのですが、少しずつ受け入れていくことによって、物事がいい方向に進んでいく、というコメディーとラブストーリーを軽いタッチでまとめた映画。 他文化への興味や知識が低いアメリカ人の典型的な人物像が浮き彫りにされているのが面白い。いわゆるアメリカのコーポレーションで働く上で直面する苦悩や非情なビジネス戦略が面白く描かれている。 題名のOutsorcedは、カスタマー・サービス部門をアウトソーシング(外注)するというところからきている。大手が次々に人件費の安いインドへ電話で応対するカスタマー・サービスを外注するようになったのは、過去6~7年くらい前からでしょうか。もしかしたら、もっと前からかもしれませんが、私が気づきはじめ、友人との会話にのぼるようになったのはそのくらい前だった気がします。 最初は「そんなバカな~!」と思ったものです。フリーダイヤルのテクニカル・サポートにかけて、インドに飛ばされてしまうんですから…。そしてマニュアル通りというか、マニュアルを読みながら対応しているのか?と思うような受け答え。らちが上がらない時には「き~!」となったものですが、最近ではすっかり慣れてしまい、逆にアメリカ人に対応される方が新鮮に感じることがあります。 そんなことも思い出しながら観た映画でした。 monaの勝手な好き嫌い度 ★★★★☆☆
by monastyle
| 2009-10-18 11:31
| エンターテイメント
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